奈良 生駒市 帯ときものやまぐちです。

本日のブログは女将のFacebookから

【旅立ちの日の装い】

あまりに心が熱くなり胸がきゅーんと締め付けられてしまいました

お母様とのお別れの時が迫っている

最期の日の為に帯を購入したいと

若いご兄妹が来店されました

お母様はご自身の残り少ない時間を知り

たった一枚色無地のお着物だけ残されて

後は全て断捨離されていたそうです

残されたこの着物に帯を合わせて

この世を旅立せたい

それがずっと側で見守っているお父様の 想い でした

お会いした事もないお母様の

お幸せそうで穏やかお顔が思い浮かびました

そして涙が溢れるのです