奈良 生駒市 帯ときものやまぐち

「二十四節気」とは、旧暦(太陰太陽暦)における太陽暦であり、2月4日の「立春」を起点に1年を24等分し約15日ごとの季節に分けたもので、いわゆる「暦の上では…」のもとになっているものです。

 

どこかで見聞きしているものの、いまひとつなじみがないというあなたにこそ知ってほしい「二十四節気」。

 

いにしえの知恵「二十四節気」に親しむことで、

 

□ 季節を感じる感覚が豊かになる

□ 着物コーディネートが上手になる

□ 着物を着る機会が増える

 

旧暦着物美人をめざしてみませんか?

さて、明日訪れる十九番目の節気は「立冬」です。

「立冬」は二十四節気の冬のはじめです。

「立春」「立夏」「立秋」と同じく、ちょうどこの日から「冬」になっていくという日。

旧暦の太陰暦では十月・十一月・十二月、二十四節気(旧暦の太陽暦)では「立冬」から「立春」の前日までの約90日が「冬」です。

 

「立春」から約270日(度)が経ち、あと約90日(度)で地球が太陽をひとまわりし終え、四季が一巡。一年が終わります。

冬の語源は、そうして年が経ていく様子をあらわした「経(ふ)ゆ」だとする説もあります。

秋の豊かな実りをしっかり受け取り、感謝し、冬に備えるのがこの時期の過ごし方のポイントとなります。

 

着物の暦としては「紅葉と共に羽織を着る」といわれる時期で、重ね着や防寒のアイテムを楽しむ時期のスタートでもあります。また、年末にかけてなにかと行事の多い時期ですので、おりおりのお洒落を着物で楽しむ機会も増える頃。
こんな時こそきものでお出かけしてみましょう!