奈良 生駒市
帯ときものやまぐちです。

「着物で海外のススメ」着物には最高の可能性がある
世界へ出て行くときこそ、着物はそのパワーを最大に発揮します。
いま、世界中で閉じられてしまっている、国境や家々のドア。

未曾有の困難を乗り越えて私たちが再びその扉を開くとき、見えるのはきっと、こんな景色──。


これまで当たり前のように思っていたけれど、世界を見回してみれば、日常的に民族衣装を着ている国はもうほとんどないということに気づかされました
もともと『いつかは着物の仕事をしたい』と思っていたので、夢が実現した喜びと同時に、着物の歴史や日本文化史を、体系的に学んだうえで発信しなければという思いも強くなってきました。


かつての持ち主や作り手に思いを馳せつつ、連綿と受け継がれてきたモチーフや色の感覚を、現在のシチュエーションへとチューニングする。そして海を越え、まとっていく。

着物だけに、日本人だけにできるスタイルですよね。

グローバルであることが当たり前の時代だからこそ、着物には最高の可能性があると思っています。