奈良 生駒市 帯ときものやまぐちです。

着物は見た目の美しさにぱっと目を引かれますが、着物を普段着にするメリットはそれだけではありません。

 

着物は姿勢の改善に役立つといわれており、猫背や姿勢のゆがみなどを直してくれます。姿勢の悪さが原因で起こる肩こりや頭痛も、日常的に着物を着ることによって改善するかもしれません。

 

また、着物を着ることによって冷えも解消するといわれています。着物を着るときにはお腹に帯を巻きますし、補正で中にタオルも入れる場合もあるので、保温性が高くなります。

 

さらに、足袋を履けば足元も温めることができます。多くの女性が悩んでいる冷えを解消できるのは、大きなメリットだといえるでしょう。

 

このように、日常生活に着物を取り入れるのは健康増進にも効果的です。

 

姿勢や冷えで悩んでいる人は、普段から着物を着ることで悩みが改善するかもしれませんよ。

 

普段から着物で生活している人の年代別割合

普段から着物で生活を送っている人は多くはありませんが、一部の人は日常的に着物で過ごしています。

 

では、着物で生活している人が多いのはどの年代なのでしょうか。

 

ある調査によると、日常生活に着物を取り入れている20代女性は1.2%、30代女性で1.1%、40代女性で1.2%。ほぼ横並びの結果となりました。

しかし、50代女性では4.4%の人が日常生活に着物を取り入れているという結果が出ています。これは22~23人に1人という割合なので、想像より多いかもしれませんね。

 

興味深いのは、50代以上の女性では23.3%もの人が習い事で着物を着ているということ。

 

習い事で着物を着ていたら、思いのほか着心地が良くて日常生活でも着るようになった・・・というパターンなのかもしれませんね。

 

日常生活に着物を取り入れるときの注意点とは?

時間に余裕をもって行動する

よほど着物に慣れている人でなければ、はじめのうちは不便に感じることもあると思います。

 

階段の上り下りなどで苦労することもあるので、慣れるまでは時間に余裕をもって動くようにしましょう。

 

お手洗いで焦らないようにする

日常生活で着物を着るのであればトイレは必ずマスターしなければいけません。

 

洋式トイレでも和式トイレでも問題なくトイレができるようにしておくと、いざというときに焦らなくて済みますよ。

 

人目を気にせず堂々と着る

そして、日常生活に着物を取り入れている人が口をそろえて言うのが「人に見られる」ということです。

 

現代の日本では普段から着物を着用している人は多くはないので、これは仕方ないかもしれません。

 

人目が気になるという人もいるかもしれませんが、日本の民族衣装である着物を日常生活に取り入れるのは素晴らしいことです。

 

着物を普段着にしている理由を訊かれたら、堂々と「着物が好きだから!」と答えてくださいね。

トイレでパパっと肌襦袢 着物スリップ 帯ときもの やまぐち

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