こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
今日から、コートを着ることにしました!
朝は特に、コート類がないと
かなり冷える頃となりました!
一番お手軽で、
一枚着物のうえに羽織るなら、
やはり字のごとく、「羽織」ですね。
この羽織、
もともとは男性だけが着るものでした。
よく時代劇に出てくる武将の陣羽織、
室町時代に小袖のうえに着ていた胴服が
原型のようですよ!
そして、江戸時代、
深川の辰巳芸者が初めて着たとされるのが、
女性の羽織のはじまりといわれています。
男性のフォーマル時の羽織は、
黒紋付と色紋付の2種類ですが、
女性の礼装の場合は、この2種類に加えて、
柄の入った絵羽羽織といわれるものがあります。
背中に一つ紋、もしくは両袖の後ろに
一つずつ入れた三つ紋など
男性よりも、さまざまです。
羽織のいいところは、次の通りです。
①防寒
②汚れ防止
③帯結びを隠せる
④コーディネートの幅が広がる
意外と便利で、
帯結びを隠せる!という
秘密も駆使することができます~。
つまりは、
最悪、半幅帯を締めていても
羽織を着てしまえば、分からない!
ちょっとしたお出かけのときは、
羽織るだけで問題なし!
さらに、お太鼓がうまく結べなかった💦というときも、
とりあえず羽織をはおっておけば
分かりません。
同じ羽織でも、
羽織紐を変えるだけで、
またおしゃれの幅広がったりします。
帯締め、帯揚げとのコーディネートも、
また楽しみのひとつ。
羽織のマナーとしては、
室内外で着ることはできますが、
お茶席など訪問先では、脱ぐと間違いありません。
最近の長羽織は、
座ったり立ったりするときに裾を踏みやすかったりします。
また、脱ぐときに、下にずってしまう可能性もあるので、
注意します。
脱いだ場合は、たたんで、風呂敷などに包んでおくと、
スマートですよ~💕
帯ときもの やまぐち