こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
この連休、結婚式!という方も
多いのではないでしょうか?
連休のお休みも多くなり、
お祝い事の着物を着る機会も
増えてきますね。
訪問着や付け下げなどを選ぶとき、
ちょっと学んでおくといいことがあります。
訪問着や留袖などは、
着物が一枚の絵のように
描かれています。
染めのなかでも、
「友禅」と呼ばれるものです。
江戸の元禄時代に、
京都の宮崎友禅斎が創始したといわれるのが、
友禅染です。
色彩が豊かで、華やかな柄が特徴です。
友禅染めは、おもに3つあります。
①京友禅
②加賀友禅
③東京友禅
京都で染められる京友禅は、
華やかで、そこに
刺繡や金銀の箔、絞りなどをあわせた
豪華なものになります。
一方で、
金沢県の金沢を中心に染められる
「加賀友禅」は、
植物などの写実的なもので、
色は、「加賀五彩」といわれる
藍、エンジ、黄土、緑、紫を基調としたもの。
京友禅とは違い、
刺繍や箔などは行いません。
最後に、
東京で染められるものが
「東京友禅」です。
江戸を中心として染められるもので、
写実的な風景など、
あっさりした色を用いたものが特徴です。
これらを踏まえて、
自分の好みのお着物を選ぶと、
また味わい深く、楽しみも広がりますよ~!
帯ときもの やまぐち